※今回は、筆者の考察です。個人の感想として受け止めてください。
※この記事は、筆者が国語の説明文が苦手すぎて、いっそ書いたらマシになるのではないかという謎の思考のせいで、写真も改行も少なく、読みにくいと思います。ご了承ください
「特急」とはどういったものなのでしょうか。
現在では、特急と聞くとJRや一部私鉄ならお金を払って乗る列車、多くの私鉄なら速達列車の部類という意味で捉える人が多いでしょう。
確かに、現在「特急」はお金を払って、目的地へ速くたどり着くことができる列車というイメージが強いでしょう。しかし、「特急」とはそもそも「特別急行列車」の略称であり、「急行」の上位互換としてあるべき存在なのです。
急行列車というものは、国鉄時代の優等列車のほとんどを占めるもので、車内は4人掛けのボックスシートがずらりと並ぶもので、その座席をリクライニングできるものにして、食堂車や寝台車、アテンダントがついた列車が「特別急行列車」であったのです。
さらに、特急と急行の違いとして「自由席」の存在があります。自由席は皆さんが思っている自由席と同じで、座席指定のない、いわば座ったもん勝ちの座席です。現在の特急には、自由席が付いているのは当たり前ですが、かつては「急行」は自由席が大半を占め、「特急」は全車指定席というのが当たり前でした。しかし1970年代の高度経済成長期の終わりごろから、「L特急」と呼ばれる自由席を連結した特急が生まれ始めて、急行列車たちをどんどん吸収していきました。1978年には、自由席のない特急列車は大阪〜青森を結ぶ「白鳥」のみとなって、特急の庶民の足化が進みました。
そして1987年の国鉄民営化後は急行列車が衰退していき、特急列車はますます一般化され、さらには寝台特急の衰退で、特急列車と聞くと、まあちょっと贅沢なだけという雰囲気になってしまいました。
では、特急の威厳を戻すにはどうしたらいいでしょうか。
私は、“急行列車、寝台特急を復活させて特急列車を全車指定席化”が必要だと考えています。
1つ目の理由としては、現在、インパウンドで海外の方々が日本に観光に来られます。それはいいのですが、たびたび問題になるC国人やK国人のマナーの悪さですね。そこで、JAPANレールパスで特急列車の利用禁止とすることで急行列車の利用を促すほか、急行列車の座席をボックス配置にすれば、自由席のマナー問題も多少は解決ができそうですし、当時の急行形に近いものを投入して、ドアのでかいバリアフリーにも対応することができると考えました。まとめると、急行列車を設定し、JAPANレールパスの改良を行うことで、マナー問題の改善、バリアフリーの対応といったことができると考えたからです。
2つ目の理由は、現在日本では、夜行バスのような夜行列車が流行っており、寝台特急を設定しても十分な採算が取れるのではないかということです。これについては、JR各社意外と前向きな姿勢を示していて、約5年後には何かしら起こっているのではないかと思われます。
これらの理由を踏まえて利用者側も経営側も、特急列車の威厳を取り戻すのが大事になってくると考えることができます。その中には、急行列車、寝台特急の復活などなど様々な方法があります。
JR各社、どのように立ち回るのか期待していきたいところですね。
注釈
JR:1987年に、日本国有鉄道が民営化して発足した7つの鉄道会社のこと。
国鉄:ここでは日本国有鉄道のことを指す。
L特急:国鉄が設定した自由席のある特急
C国人・K国人:お察しください。お隣の国です。
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