
今日29日、中日新聞と可児市は名鉄と行っていた広見線末端区間のみなし上下分離方式への移管についての協議が終了したと発表しました。
名鉄は廃線の方針へ
中日新聞の名鉄側への取材の回答としては「廃線の方針」と回答。
可児市のホームページでは以下のような記載があります。
以下の①~④を総合的に勘案し、沿線市町としてみなし上下分離方式による鉄道存続協議を終了することとなりました。
①低燃費車の普及、道路整備等による車社会のさらなる進展、人口減少、少子高齢化、生産年齢人口の減少により、利用者の減少に歯止めが掛からず、恒常的な利用者増加が見込めない。
②みなし上下分離方式として、沿線市町が担う“下”部分の財政的負担 (3.4億円/年)が大きく、他の住民サービスへの影響が避けられない。
③近年の物価高騰や人件費上昇により、事業費、沿線市町負担額が今後さらに増える可能性がある。
④みなし上下分離方式の性質上、災害時には沿線市町が担う“下”部分の復旧費用を負担する必要もあり、突発的費用負担への対応が難しい。沿線市町としては、現在の利用者への配慮や、バスなど他の方法による地域公共交通を協議・準備する必要もあることから、現協定を延長の上、令和10年度(2028年度)末までの運行継続を、名鉄に要望しているところです。現在、運行に係る協定締結に向けて、沿線市町と名鉄で協議を進めています。
引用元 出典1)
このように、周辺自治体(可児市・御嵩町・八百津町)も蒲郡・西尾市のように財政に余裕があるわけではなく、一旦令和10年度までの存続を要望しているようです。
道が分かれた名鉄赤字線

同じく赤字路線の蒲郡線は西尾・蒲郡市の支援によるみなし上下分離式が採用され、今後15年の存続が確定しています。
同じ運行形態・同じ車両を使った末端路線の蒲郡線は存続。広見線末端区間は廃止へと道が分かれました。これには先述のとおり西尾市、蒲郡市に比べて可児市を中心とする3自治体は人口も経済も圧倒的に劣るのが原因でしょう。
出典・参考記事
出典1) 名鉄広見線(新可児駅~御嵩駅間)の今後についてー可児市

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