
東海道線で活躍後も信越本線、両毛線などで活躍する高崎地区の211系。
今回はその車内をみていきます。

車内全景です。
3ドアロングシートの国鉄最末期の1986年から91年にかけて導入されたグループが活躍しています。
この211系で高崎地区115系を置き換えています。

最前面です。座りながらは無理でも、真ん中で立てば前面展望が可能です。

トイレ付の車端部です。
なんちゃってクロスシートは国鉄時代の名物です。
連結部の扉は国鉄車らしい設計ですね。

トイレなしの車端部です。
妻窓ありません。

ドアです。
211系共通のドア窓ですがJR東海の5000番代と違いステンレス地丸出しです。

座席です。
多少バケット形状の11人掛けです。座面のクッションがくたびれて入るものの石シートというわけでもないです。背ズリは形状は良いものの先の方が硬くて痛いです。
信越本線の短区間ではちょうどいい感じですが、両毛線や吾妻線の長区間利用は向いてない感じではあります。
ただ、高崎より先の東京上野ラインなどのE231系と比べると格段にいい席です。

最前面です。座り心地は変わりません。

優先席です。
これはしっこの席ってなんちゃってクロスシートからガン見されますよね?

トイレなしの車端部座席です。
こちらは5人がけですね。

さあ問題のなんちゃってクロスシートです。
211系3000番代唯一のクロスシート(と呼べるか微妙ですが)区間です。
言わずもがな優先席はしっこの人をガン見していくスタイルです。
空いてるならまずここを取れば景色を楽しめます。
座り心地と背ズリの高さは変わりません。

JR東海からは一足先に引退した211系。
JR東日本では湘南色が高崎でまだ見れたり、長野地区では長野色の211系がJR東海区間の中津川や飯田まで入線します。
最近延命工事を受けたようで、まだしばらくは活躍が見れそうです。
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