現在、名鉄を走っている6000系。
最高齢で48歳、最若編成も40歳を迎えるので、そろそろ引退も考えていい時期です。
ということで今回は、どう置き換えるのかを考察していこうと思います。
現在残存する6000系
編成 | 両数 | 年齢 | 備考 |
6001 | 2 | 48 | 舞木で留置中、車籍不明 |
6003 | 4 | 48 | |
6004 | 4 | 47 | |
6005 | 4 | 47 | |
6009 | 2 | 46 | 蒲郡、広見線ワンマン対応車、いもむし塗装 |
6010 | 2 | 46 | 蒲郡、広見線ワンマン対応車、5500塗装 |
6011 | 2 | 46 | 蒲郡、広見線ワンマン対応車、白帯塗装 |
6012 | 2 | 46 | 蒲郡、広見線ワンマン対応車 |
6013 | 2 | 46 | 蒲郡、広見線ワンマン対応車 |
6014 | 2 | 46 | 三河線ワンマン用 |
6015 | 4 | 45 | |
6020 | 2 | 44 | 三河線ワンマン用 |
6021 | 2 | 44 | 三河線ワンマン用 |
6034 | 2 | 42 | 三河線ワンマン用 |
6037 | 2 | 42 | 三河線ワンマン用 |
6038 | 2 | 41 | 三河線ワンマン用 |
6039 | 2 | 41 | 三河線ワンマン用 |
6040 | 2 | 41 | 三河線ワンマン用 |
6041 | 2 | 41 | 三河線ワンマン用 |
6042 | 2 | 41 | 三河線ワンマン用 |
6043 | 2 | 41 | 三河線ワンマン用 |
6044 | 2 | 41 | 三河線ワンマン用 |
合計 | 22編成 | 52両 | 平均46.2歳 |
現在運用についていない6001Fを除いても、21編成50両が残っています。9500系や9100系より多いんですね、、、
これらをどのように置き換えていくのでしょうか。
1.本線に残る4連たちの置換え。
現在、6000系は主に蒲郡線、広見線、三河線で運用についていますが、4連のもののみ、名古屋本線系統を主として運用されます。(蒲郡、広見線の2連はたまに名古屋本線系統運用につきます)
そしてその4連は6003(48)、6004(47)、6005(47)、6015(45)と初期車が働いています。
4本ある6000系4連は、おそらく9500系によって行われると僕は思います。
しかし9500系は、デビューから5年が経過していることから、今更増備されるのか、ということですが、名鉄は数年越しの増備もそれなり行われているので心配はいらないかと思います。(6000系も長い間作られ続けました)
そして、同じく本線系統を走る40年選手6500系は、鉄仮面は6000系同様廃車、金魚鉢は玉突きで西尾線?に行くものと思われます。
↑鉄仮面の6500系
2.蒲郡、広見線用の置き換え
一番置き換えが予測できないのは、蒲郡、広見線の2連6本です。
9100系で置き換えるにも、締切ランプなどの穴をぶち抜かなければなりませんし、6800を改造して入れるにも余りがないといった状況で、6500を2連にするにも、2Tcという、M車がないので編成ができない、同様の理由で3500や3700,5000も改造できない、となると置き換えがあるとしたら
- 蒲郡、広見線用新車をつくる
- 3100系を玉突きで改造して入れる
- 6000(三河線用)をいれる
くらいしか思い浮かばないですね、、、
一番濃厚なのは3100系玉突きなんでしょうか。
なんにせよ46歳の車両たちが走っているので置き換えは必須なんですけどね、、、
ということで蒲郡、広見線用6000の置き換えを徹底的に考察していこうと思います。
まず、第一案の蒲郡、広見線用の新車をつくるということについてです。
これは可能性はなくはないですが極めて低いと思います。
というのも、車両開発には相当のお金がかかるので、大赤字の2路線のためだけに新車を開発するのは採算性がなさ過ぎます。
新車として9100系を入れるにも、蒲郡線で使用されている、ドアの締切ランプがないので、つくった新車のドア横をぶち抜いて入れるというとんでもないことをしないと入線できないのでなかなか難しいのではと思います。
次に、玉突きで3100系を入れるということについてです。
現在、3100系は本線の普通や急行の増結、特急増結運用までこなす万能電車です。これは、かつての6000系にも言えることで、自身で急行、普通についたり、高速(現在の全一特急)や7700系と連結して特急についたりできていました。(関係ねー話)
そして、3100系は、3150系、9100系と共通運用で運用されるので9100系で置き換えても、ダイヤを弄る必要もなく置き換えることができるようになります
置き換えするのは6本。予備車のことも考慮すると、9100系を少なくとも6本は製造しないといけません。車齢50年までには置き換えをすると考えて、新車製造•搬入は約1ヶ月に一回、本線系9500系を足すと、22本+6+4で32本、本線系統を優先させると蒲郡線の置き換えはどれだけ早くても2年と8ヶ月後からと考えられます。そして蒲郡線の6009や6010は前年度に舞木出場していることと、3年後にちょうど50歳になることから、3年後の2027年に置き換え開始と思われます。(もし3100入れるなら)
最後に三河線の比較的新しい6000系を入れるということについてです。
これは普通にあり得る話だと思うかもしれませんが、最若編成も41歳と、置き換えられる時期になっているので、なかなか難しいかと思います。
あるとしても、9年後までには置き換えが予想され、そのために蒲郡線、広見線の幕を作るのも費用が嵩みます。(9000系列と共通幕ならありえるかも)
おそらくこれは、9000系列の置き換えが大幅に遅れる(自然災害や、コロナの時のような感じ)場合のみある最終手段だと思います。
3、三河線用車両の置き換え。
こいつは比較的簡単な話で、6800系や6500系を9000系列で置き換えて、玉突きで6000系を置き換えるだけなので正直これ以上も以下もないですね。
まとめ
これまで置き換え方法を見てきましたが、どの方法にせよ2030年には全廃車になっていると予想できるので、あと長くても7年で引退となる6000系を見納めにいってみてください。
名古屋本線で待つのもいいですが、広見線新可児〜御嵩か蒲郡線へ行くと100%見れます。
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