
今回は現在投入が進む315系電車がどこに投入されるか、そしてどのような形態変化があるか考察していきます。
※この記事は筆者の考察です。あくまで個人の意見としてお楽しみください。
現在の投入状況

現在、315系は中央西線での投入は完了しており、静岡地区(静岡電車区)への投入が進んでいます。
さらに武豊線、関西線用に神領車両区に4連が配置されています。
しかし、315系の日本車輌出場は今年の4/17でとまっており、そこから1ヶ月以上動きがないようです。
1.大垣車両区への投入
まず最初に考えられるのは大垣車両区への投入です。
理由としては、7月に311系が廃車されるためその分空白ができるということ、そして、東海道線で最古参となる313系0番代が配置されているということです。
どの路線、区間で使われるのか
現在大垣車両区(以外海カキ)は、東海道線(米原〜豊橋、浜松)と、飯田線などの車両が所属しているため、海カキに所属するならまずは、311系の穴埋めとして東海道線米原〜大垣間の運用に就くでしょう。さらにその区間を走る根拠として、3/15に神領車両区の315系がその区間の運用に就いているため、すぐにでも運用できるという点です。
次に、313系0番代の置き換えのために東海道線の海カキ担当区間用に配置されると考えられます。
理由としては、313系0番代の製造開始は1998年で、今年27年目であり、311系の廃車開始はG8編成が33歳で廃車となっていて、他の東海車も30年前後での廃車となっているため置き換えが始まってもおかしくない年になってきました。
改造
もし315系が海カキに配置されるならば、ほぼ確実にクロスシート化改造を受けるでしょう。
理由としては、海カキの担当区間の一部である東海道線の豊橋~岐阜間は名鉄と競合しており、快適性の面で名鉄特急に勝れるようにこの区間だけは転換クロスシート車両が投入されてきたからです。
さらに、現在海カキに所属している近郊・通勤型車両はすべてクロスシートになっています。そのためロングシートのまま配置する可能性は低いと考えられます。
2.静岡車両区へ追加投入

次に可能性があるのは静岡車両区(以下静シス)へ追加投入されるという案です。
こちらは現在も315系が運用しており、ワンマン運転拡大のためと思われます。
使用線区
使用するのはこの記事でも紹介した通り、東海道線(浜松~豊橋)と、御殿場線への投入になるでしょう。
この2つの区間は315系によるワンマン運転を行うと発表しており、現在静岡に所属している315系と合わせてその2線区用に配置されると予想できます。
3、神領区へ投入(4連)

最後に考えられるのは神領車両区への追加投入です。
こちらは中央西線用ではなく、関西本線用に投入されると考えられます。
投入線区
こちらは先述の通り関西本線の亀山~名古屋間に投入されるものと思われます。
理由としては、この区間での315系ワンマン運転が既に存在していること、そして神領区313系B500編成を飯田線へ回すため。と考えます。
まとめ

ここまで考察してきましたが、個人的な投入順としては
1.大垣車両区
2.静岡車両区
3.神領車両区
の順番だと思います。
実際はどうなるか不明なので楽しみですね。
コメント