※今回は完全に筆者の考察です。検討もつかないものの考察なので真に受けないようにして楽しんでください。
2024年6月、吹田総合車両所の公開イベントで、683系W23編成にオレンジ色のラインが入れられている事が確認されました。
これによって、683系0代リューアル車のしらさぎ転属説が浮上してきたので、それを考察していこうと思います。
まず681と683系って?
まずは、681系と683系の解説から行っていきます。
681系は、1992年に、JR西日本が投入した交直流電車で、現在は一部の特急サンダーバード、全ての特急しらさぎ、ホームライナー大垣として走っています。
683系は、2003年に登場した681系の後継車で、特急サンダーバードや特急ラクらくびわこ(びわこエクスプレス)として走っています。
681系置き換えについて
2024年3月の改正で681、683系の主な使用線区の北陸本線金沢〜敦賀間が三セクに移管され、特急サンダーバードとしらさぎが部分廃止となり、683系や681系が余剰となりました。
そして、6月の吹田総合車両所の公開イベントで、683系W23編成がしらさぎ塗装のような、オレンジの帯を巻いていることが確認されて、置き換えの予想が生まれました。
そして、この塗装はしらさぎではなく、別の用途に使うのかということについても見ていこうと思います。
別の用途案
この新しい色の683系は681系の置き換えではなく、別の用途に使用するのではという案について見ていこうと思います。
1、283系くろしおの置き換え
まず一つ目の案として、283系くろしおの置き換えがあります。
283系は振り子を使っていて、681系より経年劣化がはやいから置き換えるというものですが、この可能性は低いでしょう。
理由は、現在くろしおには、283系の他に287系と683系からの転用車である、289系が使用されていますがもしこの置き換え案が採用されるならば、289系の塗装は水色帯なので、検査の塗装費削減も考えると、289系と同じ塗装になるのではないかなと思うので、この案の可能性は低いと考えます。
2、関西空港〜敦賀間の「はるか」用にするという案
こちらは可能性があるにはありますが、荷物棚の設置改造やグリーン車の位置の違いや利用者の外国人率が高いことから、誤乗車が生まれる可能性が高いのでこの案が可決される可能性も低いと思われます。
681系置き換え案
では次に、681系の置き換えについて見ていきます。
まず、現在しらさぎとして走っている681系は、6連が8本、3連が6本在籍しています。
しらさぎの運用は6運用あり、現在予備車が2本となっています。
そして、683系0番台、8000番台の所属数は7編成で一応置き換えることが可能です。
しかし、予備車が一両しか存在しないため検査時にかなりきつくなってくると思うので、681系は1編成が残存するでしょう。
そして、置き換えの必要性についても見ていきましょう。
681系しらさぎ編成は1995年製造で経年は29年。
さらに、160km/hで豪雪地帯を走り抜けてきたので、経年劣化もそれなりに見られると思います。
683系は2003年製造で、現在289系として走っている683系が元しらさぎ用で全く改造せずともしらさぎ運用にも就くことができるし、さらに、所属や編成番号、両数も変えずに転用できるのでJR西としても、乗客としてもwin-winになる、メリットしかないことから、この683系0番台たちはしらさぎに転用することが想定できます。
まとめ
ここまで考察してきましたが、この新塗装の683系が転用される案の他に、この車両を試験者とするとそうかもしれないですね。
と言っても考察は考察なので、公式の発表を楽しみに待ちましょう。
もしかしたら予想外の結果が出るかもしれませんね。
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